VOL.94 幻想の生産と具現化の関係

貴方はいつまでたってもお月さまと競争する少年。

貴方が追いかける必要があるのは本当は月ではない

隣の家に住む活動的な女の子。

でも彼女には長く付き合う彼がいるらしい。





だから貴方はいつも彼女に近づけず

遠くから見ているだけで終わる。





貴方は彼女の大好きな天体観測を真似て

毎日夜空を見上げる。

星を眺め月に貴方の想いを告白する。





時々自転車に乗って月と競争。

ずっとずっといつまでもそれは終わらない競争。

月は貴方の横を永遠に走る。





だけど

本当はそんな必要もない。

貴方の身体と心をそのまま

隣の家へ移動させ人差し指でブザーを軽く押せばいい。





そしてどうする?なんて言う?

貴方はそれが怖い。

だから永遠にできない。

だからいつも月を眺めて月と語り星に願いを祈る。





祈っているだけなら

彼女を好きになる事自体を辞めちゃえばいいのに。

それもできない。

何故?

わからない。

そうしたくない。

だからしない。

苦しくても。





月や星は年を取るスピードが人類より遅いけれど

人類は生まれた瞬間から日に日に年をとって行くのがよくわかる。

貴方は多くの分身をもち誰が誰であるか判らないように常に仮面を被っている。





でも貴方自身の体験は仮面を被っていたら何も変わらないのをご存知?

貴方は誰?貴方の名前は何でしたか?





どんなに素敵なひとでも

どんなに感じ合える人でも

貴方がマスクマンならその先はないでしょう。

貴方がマスクを脱いだ時、新しい物語はやっと息を吹き返す。

春の木の芽のように生き生きと人生が始まる。

どんなに小さな木の芽でも。




そして

貴方は膝を折り、彼女の手を取り、目を見つめて

貴方の声と言葉と息で

愛を伝えようとするでしょう。

ああ胸が高鳴る!

大丈夫!

成功も失敗もない!



でも貴方は成功したい。

だからできない。

でも

それをしたいでしょう?

そして貴方はいずれそれをします。




それを知っていてもできないうちは

どんな理由があれ

この幻想の地球では全ては幻で終わる。

本当です。




貴方は幻を見て

幻の中で生き

幻を作って死んでいく。

貴方の体験は全て幻。




神や女神や高次の存在が何故

この地球に魅力を感じてるのか?

それは地球独特の周波数での遊び。

そして幻想を創る美しい経験。

そして

これらに反する幻ではない

形あるボディの存在とそれによる貴い体験。




貴方のプライド。

それはもう捨ててもいいんじゃない?

これまで欲しいものはそのプライドが

全て手に入れてくれたけれど

最も欲しいものは

それが最も不要な周波数。

特に男のプライドは女には必要ない。

それは貴方の仕事の時に使って。




これは貴方の物語。

彼女が何かを変えるのではない。

貴方が自分を変えるしかない。

二人で何かを変える次元に貴方はまだ到達していない。




彼女の物語は、彼女自身が彼女を変えるしかできない。

二人がひとつになった時

初めてお互いの歩み寄り、譲歩が必要になってくる。

それまではあなたは貴方自身ををよく操縦し

彼女の周波数と一致させる必要がある。





貴方の美しい体験が心安らかな体験を創造することを願って。

貴方の大切な愛が実りますように。

もうすぐもうすぐ!

愛と感謝を込めて。

Asuhi Yahiro

Sound, Light, Peace, Unconditional love, Compassion, Forgiveness, Gratitude,

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