VOL.17 本当に自分が居たい環境にまだいなかったと言う発見

いつどこにいても

今居るこの場所が

私の場所であり

そこで私は毎瞬毎瞬感謝して生きている。

そこで私は好きなことを充分しているし、させて頂いてる。




そして私はこれからまだまだ変容し続けるし、まだまだ進化する。

それを受け入れる覚悟もその為の準備(すべきこと、積み重ね)もしている。

そう思っていた。

しかし、今日、私の愛する桜の樹からこんなアドバイスを受け取った。




運動がてらに韓国の自宅横の小さな山に登って山道を歩いていた。

ーまだだからよ...と不意に思った。

え?と思ったが

エゴが私の代わりに喋り始めた。




そりゃ、私の未来はまだまだ続くわよ。

まだ成し遂げない事もあるし

願いもあるし

まだ変化もしなきゃならないでしょう?




私はちょっと立ち止まってみた。

目を閉じて細胞の全てでこの瞬間を感じてみた。

エゴは喋り足りなさそうだったけれどお喋りを止めた。

私はゆっくり目を開けて辺りを見回した。

山桜が少し奥で枝を広げて花を満開にしてるのが目に留まった。




ー貴方でしたか?・・・




近ずいていった。

見上げて

暫くその一体の自然と調和した。

自分も桜になってみた。




こうして花が開くまでの道のりが

早送りになって私のサードアイでスライドしていった。

そうなんだ。

そしてこんな立派な開花となったわけなんだ。。。。

ありがとう。




貴方の一部になれて光栄です。

貴方の成長を私と分かち合って下さり感謝します。

貴方の育みを私に見せてくれてありがとう。

私は貴方を感じることができ歓びです。




風もないのに山桜の枝がさわさわ揺れて花弁がひらひらと落ちた。




ーなんともったいない!

ーだめだめ、まだ静かにその花弁を枝につけておいて下さい。

すると今度は

花弁は落ちずに

四方に長く延びた枝とぼんぼりのようについている花達だけが優しく揺れた。




私は山桜の前へ進み出て手を合わせ

名前を名乗りご挨拶してから

幹へそっと手を置いた。




辺りを見回した。誰もいなかった。

ー貴方を私はもっと感じます。

と私は山桜に言って両腕を幹へ回した。

やはり幹は太い。まるで届かず、ただ両腕を広げて樹皮へ置いた。




とげとげしてかさかさして固くて痛かった。

目を閉じて耳をそばだてた。

樹の命の音を聞いて見た。

水の流れる音がする

樹の中を流れるかすかな樹液の音。




山桜の樹は私がしたい事をし終えるのを待ち

そして言った。

ーー貴方の答えは

ーー貴方が創っていく環境の中にある。

ーーまだそれは始まっていない

ーー貴方の本当の場所を貴方が創る中で全ては現れそして整う。




ーー整えるために創るのではなく

ーー創るから整うのではない

ーーそれは意思を持って集まってくる




ーー集まる。




ーーしかし貴方が動かなければやって来ない。

ーー入れ物の為に中身を吟味し入れるのではない

ーー中身の為に入れ物を探し用意するのではない




ーー全ては寸分の狂いもなく

ーーやってきて集まりそれはひとつの形になる。

ーーできたものが貴方の居場所であり愛の所在(ありか)となる

ーー始まり

ーー始まる

ーーそこから始まる

ーーまだ道は長い




ーーあなたはまだ始めていない

ーーまだ始めていない

ーーもっと進め。

ーーもっと進め。




ーーもっと好きな場所へ。

ーーもっと緻密に

ーーもっと現実的に

ーーもっと大胆に




ーー試してみるがよし

ーー怖がることはない




ーー貴方の花を咲かせればよい

ーー貴方達の花が咲く

ーー時間は来た

ーー始められよ




また時間は来た

と言われた。

愛の所在!!!

貴方達の花?!




ーありがとう!

ー山桜の樹さん!




ー貴方の為に

ーこの空間の為に

ー貴方の素晴らしいネットワークの為に

ー私は

ー歌を歌いたいと思います。

ー私には

ーそれくらいしかできないので。

ー私は貴方にお礼がしたいのです。

ー感謝を込めて歌いますね。




私はライトランゲージで歌を歌った。

その歌は希望に溢れた周波数だった。

山は静かに私の歌を聴いてくれた。

山桜の樹と桜の花達は私を誇らしげに見守っていた。




ー私は貴方から新しい発見のメッセージを受け取りました。

ー感謝します。

ー私、試してみます!




お礼を言って

挨拶をし

山道を下った。



Asuhi Yahiro

Sound, Light, Peace, Unconditional love, Compassion, Forgiveness, Gratitude,

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